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ほとんどとは?/ レイク

[ 475] ほとんど無能
[引用サイト]  http://d.hatena.ne.jp/c-pete/

完全オリジナル展開に突入の小説版電脳コイル第5巻です。表紙のとおり、アニメ版屈指の萌え回だったお祭りエピソードですが、小説版では「子どもvs大人」を描く物語の大きなターニングポイントになります。
夏休み中の学校での肝試しでおこった《メガネ》による怪奇現象。囁かれ始める“神隠し”の噂と、なにかを隠しているような大人たちの態度。コイル電脳探偵局と大黒黒客クラブは協力して“神隠し”と《メガネ》の秘密を調べはじめるのだが、それを執拗に邪魔をする者たちが現れる。そして訪れる鹿屋野神社の神事“茅の輪くぐり”のお祭り。なぜかこの祭りでは、厳しく《メガネ》の持込が禁止されているのだが……。
黒さに定評のある小説版ですが、物語が進行するにしたがってどんどんどす黒くなってきましたよ。ただ、これまでとは違うのは「黒ヤサコ」に代表される子供たちの内面の闇ではなく、大黒市の因習とメガマス社、そして得体の知れない大人たちの闇が深くなっていくところ。カンナのお母さんがガチで“心”も病んでいるは、メガばあとヤサコパパまで暗黒面を垣間見せるわで、どの大人も油断なら無い。唯一の救いでありそうなカンナのお父さんは、いつハラケンに牙を向けるか心配でならないけど、さすがにそれはないだろ常考。
ところで、ノベラいズだから仕方が無いとはいえ表紙のアニメ絵、ほとんど関係ないわな。このイラストからだとヤサコとハラケンの急接近に嫉妬するイサコ様にしか見えない(笑)。
『氷菓』と『愚者のエンドロール』に続く、古典部シリーズ三作目の文庫版。本作も米沢穂信の持ち味といえる、青春ミステリ。ただ青春といってもちょっとホロ苦いですがそれこそが醍醐味。もちろんミステリとしても前二作より楽しめることも請け合い。最初に結論を書いておけば、前二作が微妙という評価の方にも力を込めてお薦め。以下蛇足。
舞台は神山高校の文化祭、通称“カンヤ祭”の三日間。古典部では摩耶花の手違いで、部誌『氷菓』を作りすぎてしまうアクシデントに見舞われていた。200部という数を捌くため部員4人が奔走する。とは言っても“省エネ”をモットーとする奉太郎がそうそう動くはずも無いのだが……。文化祭中に“十文字”を名乗る連続盗難犯が現れる。そして抜かれる伝家の宝刀、千反田えるの「わたし、気になります」。かくして古典部は、十文字事件の解決をもって部誌の完売を目指すことに。
さて、高校時代の青春の発露の場といえば、体育祭に文化祭に修学旅行などなど。中でも文化祭というのは文化系の読者諸氏には思い入れがあろうと思います。かく言う僕も……などという話はおいておいて、この作品の何が巧いかといえば物語の語り口。本作では、古典部員4名それぞれの視点でカンヤ祭が描写されることにより、文化祭というお祭りの空気をさんざマナ角度から味わえます。また、個々人の内面も掘り下げられるため、4人の想いの微妙な機微がまさに青春!として読ませられます。いいですね、青春。懐かしいですね、青春。ははは。
ところで、小市民シリーズとの混同かそれ以前の思い込みか、僕の中で千反田さんはちっこい印象だったんですが、実際は摩耶花がちびっこキャラだったんですね。それでもなんだかもやもやしている時に、まいじゃーさん経由でicecreamteaという素敵なサイトに出会えました。ここのサイトの古典部イラストで僕の中の千反田えるは確定しましたよ。なんと素晴らしいイラスト!
こんな素敵に可愛い千反田える嬢と奉太郎がなんだからしいと噂の『遠まわりする雛』が、「わたし、気になります」
冲方丁は闘う作家なのだと再認識させられた。誰と戦うのか? 世界と闘っているのだ。ライトノベルという媒体で、文学に戦いを挑み、世界の悲しみと未来に戦いを挑み、そして読者にも戦いを挑む。
スーダンのダルフール地方で起きた大虐殺事件の国際裁判が、ミリオポリスの国連都市で開かれる。被告人の軍事独裁政権の将軍と彼の有罪を証言する7人の証人たち。MSSの特甲児童の少女達は彼らの護衛を命じられるのだが、対面した証人達の強靭な意志に打たれ、心を通わせ、何としても守り抜く覚悟を新たにする。しかし、厳戒態勢の国連都市を武装テロリストが急襲。予想外の大部隊、重武装、悪天候により孤立する警備隊、巧妙に張り巡らされた計画と罠、裏切り、そして、最強の敵の登場。我が身をいとわず奮戦する少女達だが、自らの死さえも見越していたかのように淡々と殺されていく証人達。
圧倒的な筆力で描かれる少女たちの戦いはまさにノンストップ。500Pを超える文量も苦にならない。特にIV巻では鳳たちを支える大人たちの戦いが熱い。MSSの面子だけではなく、7人の証人たちそれぞれの信念と真意。本作がただの戦闘美少女によるSFドンパチに終わらないのは、この大人たちの戦いがあるからこそ。逆説的に言えば、やはり既に冲方丁にとって少女たちの戦いを描くリミットが迫っているように思える。シュピーゲルシリーズは、それぞれ6巻で締めくくられるそうだが、冲方丁はどのようにこの作品との闘いに終止符を打つのだろうか? ドキドキするっしょ!
しかしながら、本作で僕が最もしびれたシーンは戦闘などではなく、世界統一ゲームという架空のTRPGを特甲児童の少女たちと証人たちが行うシーンだ。実質、読んだ感覚ではTRPGというよりも高度に発達したディプロマシーとでも言うべきか。このゲームの過程で描かれる未来予想はとてもスリリングかつ現実的。実際、地球温暖化や次世代エネルギーによる食物高騰、水危機まで一級のドキュメンタリーを読んでいるような感覚だ。現在進行形で続いているスーダン・ダルフール危機などと併せて、やはり冲方丁はライトノベルの舞台から読者に強く戦いを仕掛けてきている。
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