木々とは?/ レイク
[ 495] 木々の移ろい
[引用サイト] http://www.asahi-net.or.jp/~ir5o-kjmt/kigi/kigihome.htm
アッという間の春到来である。今年の冬は殊の外厳しかったので桜の開花が遅れるかと思っていたら、この2週間の暖かさで平年より早そうである。東京では22日に早くも開花宣言となった。梅が過ぎ、彼岸桜、サンシュユ、ハクモクレンが早くも終わりかけている。今回は、春の花を先に載せて、新しく掲載する木々を後にした。というのも、これまでに春以外に撮った木々も含めて代表的なものを選んでの補充となったからである。 冬の間に針葉樹や常緑樹を掲載しようと思っていたので、北海道で見るアオトドマツ、海岸を這うハイネズ、そして、関東に多いアカガシを選んだ。アカガシの花を写したいが、関西には意外と少ない。5月に咲くトキンイバラ、コバタゴ、ニガキ、ヤマグルマを載せたが、ヤマグルマとニガキは花が写せていない。6月に咲くアメリカシナノキは京大農学部で、インドザクラは指宿フラワーパークで8月に写した。この3月に写せたものはノニレだけであるが、これも花期を過ぎての撮影となった。春の花もアッという間に行き過ぎてしまう。 チベット問題を国際社会が注視している。中国にせよ、ロシアにせよ、アメリカにせよ大国になるほど支配地域に固執する。他国には自治をさせるように勧めながら、自国は締め付けを緩めない。経済でも政治でも競争である。豊かになるほど人も国家もどん欲になり、権力を持つほど更に力を欲する。人間の果てしない欲望が国家の果てしない欲望となり、人類は何時までも安寧を享受することが出来ない。環境問題・エネルギー問題もまた然りである。 はやくも3月、今日は雛祭りである。今年の冬は厳しい寒さが続いたが、ようやく春の気配が確かになってきた。ウメが香り、沈丁花やハクモクレンの蕾が膨らみはじめている。 今回も青森から熊本まで各地の巨木が揃った。栃木の熊ちゃんから、関東の銘木が次々と届くのが楽しみである。今回は栃木のモミの木と、群馬のクスノキとクワの巨木をご紹介した。薄根の大桑は全国一の桑の木である。昨年の秋に、青森の弘前城に出かけられた野坂さんからはネズコの巨木を送っていただいた。同じ頃鳥海山に登られた戸次さんからは、「トトロの木」が届いた。 Nornさんからは、山口大学のすぐ傍にあって国の天然記念物に指定されている「平川の大杉」の写真を最近送っていただいた。級友の田平さんからは、昨秋の下城のイチョウの見事な黄葉の写真を頂いていたので、遅ればせながら掲載した。Mukaiさんは、いつもながらの迫力のある写真で、三重県と奈良県の県境にあるケヤキと夫婦杉を撮って下さった。私は、久しぶりに娘家族と関東の巨木の旅をし、関東最大の幹周を持つ「上谷の大クス」の写真を撮った。このクスのある越生町は梅林が有名で、今頃は見事な花を付けているはずである。 |
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