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[ 143] 「茨城といえばメロン」でＰＲ 生産量日本一、新品種も開発 - MSN産経ニュース
[引用サイト] http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/080613/ibr0806130245001-n1.htm
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MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。本文へジャンプニュースカテゴリ一覧へジャンプ 「茨城といえば『メロン』メロンといえば『茨城』」−。茨城県は、こんなキャッチフレーズで茨城産メロンの売りだしに力を入れている。生産量、出荷量、作付面積ともに日本一の県産メロン。しかし、一般的には認知度はまだまだ。県は“名産品”を全国にＰＲすることで「茨城とメロン」を結びつけた地域ブランド確立を狙う。全国的に消費量などが減少するメロンだが、県は今年、独自の新品種開発にも成功。逆風の中で「全国区」を勝ち取る勝負に挑んでいる。（中村昌史） ◇ 「農業大県」を掲げる県がＰＲに力を入れているのがメロン、常陸牛、コシヒカリの“三大名産”。以前からさまざまな県産品を宣伝してきたが、「多種多様すぎてイメージがぼやけてしまった」（県園芸流通課）ため、平成１７年度からは核となる３品目に絞り「いばらき」ブランドＰＲを進めている。 中でも、大きな期待が寄せられているのが「日本一」の県産メロン。茨城は１２年に生産量、出荷額、作付面積でトップに躍り出てから、日本一の座を維持。１８年も産出額は１７０億円で全国２０・７％を占めたのをはじめ、作付面積も１６７０ヘクタールで同１７・０％、出荷量も４万５７００トンで同２３・２％を記録した。 さらに今年は“大物ルーキー”も獲得。２０年近くの研究を経て県独自に開発された新種メロンは「ひたち交３号」と名付けられ、試作品をすでに東京などに出荷、試験販売でも好評を得ている。 同課は「茨城のメロンを全国区にするために、新品種は大きな役割を果たすはず。土地と名産を結びつける意味で、生産者の熱意も不可欠」と力を込める。 県はこれまでにも、東京・大阪圏内で茨城メロンのＰＲや販売を進めてきた。最近では茨城で生産量トップの鉾田市が長野県で産地ＰＲを行うなど、地域レベルの働きかけも活発だ。 しかし、同課が「クイズ番組でも『メロン』といえば北海道という解答が大多数。それが残念」と語るように、イメージ定着はまだ不十分。 同課のアンケートによると、認知度は着実に上がっているが、「茨城」「メロン」「日本一」というキーワードを結びつける取り組みは道半ばだ。 全国的な消費量伸び悩みや、作付面積減少が進んでいる「メロン業界」。逆風が吹くなかで、ブランド戦略がもたらす成果が現れるにはまだ時間がかかりそうだ。 |
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