講話とは？/ レイク
[ 279] 健康講話 -山陰労災病院-
[引用サイト] http://www.saninh.rofuku.go.jp/kouwa.html
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健康な毎日を過ごす為にはどうすれば良いか、また、不幸にして病気やけがをした場合にはどうすれば良いかなどを、毎月一回いろいろなテーマでお話ししています。お分かりにならないことは、何でも質問して下さい。講師が詳しくご説明いたします。 視力が悪くなり困ったら、メガネを購入しますね。メガネはかけた瞬間に自分に合うか合わないかが判断できます。補聴器も聴力が悪くなったら‥‥。ちょっと待って下さい。難聴にはいろいろな原因がありますので、まず耳鼻咽喉科の診察を受けましょう。そして医師の紹介状を持って認定補聴器技能者のいる認定補聴器専門店で相談しましょう。実際に装用して後に専門家による微調整が必要だからです。加齢とともに誰も聞こえの悪さを実感するときがきます。補聴器を何時つけるか、どんな補聴器がよいか、公的福祉援助制度はあるか、など補聴器に関する役立つお話をいたします。 視力が悪くなり困ったら、メガネを購入しますね。メガネはかけた瞬間に自分に合うか合わないかが判断できます。補聴器も聴力が悪くなったら‥‥。ちょっと待って下さい。難聴にはいろいろな原因がありますので、まず耳鼻咽喉科の診察を受けましょう。そして医師の紹介状を持って認定補聴器技能者のいる認定補聴器専門店で相談しましょう。実際に装用して後に専門家による微調整が必要だからです。加齢とともに誰も聞こえの悪さを実感するときがきます。補聴器を何時つけるか、どんな補聴器がよいか、公的福祉援助制度はあるか、など補聴器に関する役立つお話をいたします。 メタボの真の恐ろしさは、動脈硬化が静かに進行し、やがて心筋梗塞や脳梗塞を発症する事である。複数の代謝異常が一個人に集積した状態であり、すべて代謝異常は肥満に起因している。これらの代謝異常は、単独では軽度であっても、集積すると動脈硬化の強力な促進因子になるという概念をまとめたものがメタボである。この代謝異常とは血圧、中性脂肪、血糖値の３つである。メタボの診療の目的は、心血管病に対する効率的な予防体制を確立することであり、心血管病（＝動脈硬化）の予防のために行うものである。その為、生活習慣病の発病前の状態である境界領域から含めている。今回、メタボと心臓病との関係について解説する。 現在、我が国では、潜在的な癌患者は３００万人いるといわれ、日本人の２人に１人が癌にかかり、３人に１人が癌で死亡しています。そして平成２７年にはこれが５４０万人へと急増し、さらに平成３０年には３人に２人が癌にかかり、２人に１人が癌で死亡すると予測されています。厚生省はこの緊急事態を踏まえ、２００７年に「がん対策基本法」を定め、今後１０年でがん患者の激減を目差すと宣言しました。ところが、現状はどうでしょう。医療費は長年にわたり抑制され、慢性的に医師や看護師は不足し、「医療崩壊」などとマスコミでは騒がれ、「癌難民」は増え続けるばかりです。国民的問題となっている癌医療について何が出来るのか、市民の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。 整形外科に来られる患者さんの殆どは「痛み」を主訴に来られます。良く日常で遭遇する疾患の痛みに対し、初期の手当について簡単にお話しをしようと思います。 虚血性心疾患は心臓の栄養血管（冠動脈）が狭くなったり詰まったりすることにより生じる疾患の総称で、主なものに心筋梗塞、狭心症があります。 虚血性心疾患発症の危険因子として高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙等が挙げられます。これらに加え、最近では内臓脂肪蓄積によるメタボリックシンドロームも注目されており、虚血性心疾患発症予防には生活習慣改善による危険因子のコントロールが大切です。 虚血性心疾患の治療としては近年カテーテルによる治療が進歩しており、バルーンにより狭くなった冠動脈を拡張したり、ステント（金属製の網でできた筒）を血管内に留置したり、石灰化により硬くなった病変を削る装置を使用するなどして血流の改善が行われます。 ひと口に検査と言っても、1.検体検査（血液検査や尿検査）、2.画像診断検査、3.内視鏡検査、4.生理機能検査等色々あります。今回は健康診断などで皆様に一番なじみの深い血液検査のなかの、血液生化学的検査について、基準値や検査目的について述べるとともに、一般の人には聞きなれない病理・細胞検査についても述べてみたいと思います。特に病理検査は最終診断（ガンであるのかないのか）を下す大変重要な検査であり、今回は病理診断をするために必要な染色、尿や喀痰中の正常細胞、異常細胞の違いなどについて顕微鏡写真を多数用いてお話します。 心疾患、脳血管疾患は日本人の死亡原因の約1/3を占めています。その原因となる動脈硬化の予防と、それによって引き起こされる心臓、血管疾患の治療について、簡単にお話しします。 お酒は古来より神聖な物とされ、百薬の長とも呼ばれます。少量の飲酒は寿命を延ばし、適度な飲酒はストレスを解消し、人の輪を広げます。一方で、ストレスの多い現代社会で嫌なことを忘れるため十分な栄養を摂らず、酔いを追求して多量に飲酒をするとすぐには酔えなくなり、その結果依存症を生じ、身体（脳神経、肝臓、膵臓）を壊すことはもちろんのこと、仕事や家族、友人までも失い悪循環に陥り孤独な死を迎える方もおられます。格差の広がる現在、飲酒問題は、飲酒運転同様に大きな社会問題となっており、他人事ではなくなりつつあります。今回、適度な飲酒とは？お酒の利点、害などについて実例を見ながら考えたいと思います。 肩が痛い、肩が挙がらないと、周りから「それ五十肩だよ」と言われたり、あるいは自分でそう思っている方が多いと思います。それって本当に五十肩なのでしょうか？そもそも五十肩って何でしょうか？医療従事者であっても「いわゆる五十肩」を正しく理解している人は少ないと思います。一緒に肩関節について勉強していきましょう。 近年大腸癌は増加傾向にあり、当施設での手術症例数も、日本人の癌と言われた胃癌よりも多いのが現状です。しかし、大腸癌は胃癌に比較して治癒する率が高く、決して恐れる病気ではないが、早期に発見し、早期に治療すれば完治の率が高いのは当然です。 大腸癌の約8割はポリープから発生し、早期癌、進行癌、末期癌へと成長していきます。出来るだけ早期に発見するために、便潜血反応による検診が行われており、検診で発見された癌は、便通異常や腹痛などの有症状の癌よりも約30％治癒率が高いです。大腸癌の進行様式（自然史）と検診のからくりを話すとともに、内視鏡やレントゲン等の検査方法、各進行度に応じた治療法についてお話します。また、以前は肛門に近い部分の直腸癌は殆ど人工肛門が造設されていましたが、近年人工肛門になる治療法は殆どみられなくなっています。これら最近の手術治療の進歩についても言及します。 本年4月より新病院長が就任しました。院長の希望により、今回の講話は趣向を変えて院長と語る会を計画しました。最初に、石部裕一院長が病院の運営方針などを分かり易くお話しします。続いて、日頃病院を利用していただいている地域の方々や患者の皆様から、現在の病院に対するご意見や苦情、また将来はどのような病院になって欲しいかなど率直なご意見をお聞かせ頂き、病院長が直接お答えする対話会を行います。気楽な会に致しますので、多数の皆様の参加をお待ちしております。 Q&A（対話）方式で行いますが、あらかじめ質問事項の提出もお受けします。建設的なご意見や質問を歓迎します。なお、今回は個人的な診療内容についての質問にはお答えしかねますのでご了承下さい。 「コレステロールの値が高いと、体に良くない」というのは皆さんよくご存知ですよね。しかし「なぜ良くないのか？」と聞かれると、なかなかキチンとは答えにくい人が多いのではないでしょうか。血液中にコレステロールなどのアブラ分が異常に多い状態を「高脂血症」と呼ぶのですが、この「高脂血症」を放置しておくと、メタボリックシンドローム状態になり、自覚症状が全くないまま動脈硬化が進み、知らない間に命を縮めることになってしまうのです。そこで「高脂血症はなぜこわいか」「その予防はどうすればよいか」「高脂血症薬の働きと副作用」ということについて、一緒に学んでみたいと思います。 忙しい生活をおくるなかで、私たちは毎日の「食」の大切さを忘れがちになっています。不規則な食事、野菜の摂取不足、食塩・脂肪の過剰摂取、肥満や生活習慣病の増加、女性の痩身志向などいろいろな問題が見受けられます。 「食事バランスガイド」は一人ひとりが食生活の改善の面から知識と選択する力を習得し、バランスのとれた食生活を実現していくことができるよう、食事の望ましい組み合わせやおおよその量をわかりやすく、バランスが悪いと倒れてしまうという「コマ」のイラストで示したものです。安定して回転する「食」のヒントをお話しします。 アルツハイマー病を中心とする認知症は現在わが国では200万人の方が罹患されているとされ、80歳以上ではその頻度は3割にものぼるといわれています。今回は認知症に関する正しい理解とその対処方法についてお話したいと思います。 血管には大きくわけて動脈と静脈がありますが、動脈の中でも大動脈は心臓から臍の辺りまでの体の中心部分を走っている、直径2〜3cmの太い動脈のことを言います。大動脈の病気の中には大動脈瘤や大動脈解離といった、あまり聞き慣れない病気があります。大動脈瘤は大動脈壁の一部が、無症状のうちにゆっくりと、風船のように膨らみ、やがて破裂するという病気です。これとは逆に大動脈解離は、突然激痛を伴って発症し、短時間のうちに死に至るという病気です。いずれも恐ろしい病気ですが、これらの病態と治療についてお話します。 前立腺癌の罹患率は年々増加し、2020年には肺癌についで男性癌の2番目になると予測されています。増加の原因のひとつに、前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSAの発見があると言われています。PSAは癌だけでなく前立腺肥大症や炎症などでも上昇することがあり、癌の確定診断は生検による組織診断でなされます。治療法には手術療法、内分泌療法、放射線療法など様々な選択枝があり、癌の進行度や年齢、合併症等考慮して施行されます。PSAは癌の診断だけでなく治療効果や予後予測にも有用です。前立腺癌の診断と治療について、PSA測定の意義を中心にお話します。 脳ドックによって、大変な頭の病気が未然に防げるとしたら、すばらしいと思いませんか？当院でおこなっている脳ドックの概要（かなひろいテスト、MMSE、頚部頚動脈超音波検査、MRI、MRA）、平成１４年以降の当院での脳ドックのデータ、くも膜下出血の原因となる未破裂脳動脈瘤などをなるべくわかり易くお話しする予定です。 |
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