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充分とは?/ アットローン

[ 229] 404 Blog Not Found:充分よければ、優劣はどうでもいい
[引用サイト]  http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50934132.html

これは、「理論的に可能、社会的に不可能」が「とりあえずの答え」だと考えている。科学的に人種を差別するためには、まず人種なるものを科学的に定義し、その上で人種間の能力差を科学的に測定しなければならないが、私は未だに人種の科学的定義にお目にかかったことがない。肌の色かというとそれは違う。「黒い」ということであればインド人もポリネシア人も立派に黒人だが、前者はコーカソイド、後者はモンゴロイドということになっている。ただでさえ曖昧な「人種」の分類に、さらに「混血」が立ちはだかる。
ヒトをマウスのように扱えれば、「ヨーロッパシロヒト」や「アフリカクロヒト」や「アジアキビト」という「人株」は作れるだろう。そのための技術なら我々はもう持っている。しかしそういった試みを我々の社会はよしとしないし、私もその社会のありようをよしとしている。科学的に人種を定義するには、実験にとりかかる前にそういう実験を許す社会が必要だが、そういう実験をよしとし、かつその実験をファンドするのに充分大きな社会が今後数十年以内に成立する可能性は、幸いなことにきわめて低い。たとえノーベル賞学者の一人や二人が何かのたまったからといって、それを老人のたわごとで一蹴する程度には。
Watson氏は、「アフリカの可能性について根本的に悲観的だ」、というのも、「われわれの社会政策は、彼らの知能がわれわれと同じだということに基づいている――だが、実験結果はすべて、それを肯定していない」からだと述べている。
この「厄介な問題」は今後、扱いにくくなるだろう。Watson氏は誰もが同等であることを願っているが、「黒人の従業員を雇わざるをえない人々は、これが真実でないことに気づいている」と同等論を覆した。
仮にワトソン博士の前段の主張、すなわち「黒人の知能は他の人種に対して劣っている」が正しいとしよう(そうでないことは上で主張したとおり)。そのことが「黒人を社会的に同等として扱うことが困難」をも正しい主張とするのだろうか。
黒人のみならず、我々は全て「アスコルビン酸合成障害」という疾患を持っている。平たく言えばビタミンCを体内合成できないということだが、そのことをもって「人は船乗りとして不適格」と言えるかどうか。
答えはご存じのとおり。アスコルビン酸合成障害をものともせず、イギリス海軍は七つの海を制覇した。「壊血病にかかりにくい船乗りを選別」するかわりにライムを常備したからだ。人に足りなかったのは、船乗りとしての適性ではなく、ビタミンCだったのだ。
以上はあまりに単純な例であるけれど、長期的に見て、壊血病者を排除する社会と、ライムを用意する社会のどちらが強くなったかといえば、それが後者であることはここ二世紀ほどの歴史を見ればわかる。そして「知能不足」に対する「ライム」が「衣食住の安定」と「教育」であることも、その間に判明したと言い切っていいだろう。
合州国において、黒人が活躍している場は二通りある。一つはアスリートの世界。これは「適性」がものを言う世界で、ここだけ見ると「差別」は妥当に見えなくもない。しかしもう一つの公僕の世界を見れば、差別が不当であることははっきりと分かる。現在の国務大臣は黒人だし(個人的にあの才女は趣味にあわないのだが)、かつての黒人の統合参謀長も黒人だった。黒人の市長というのは今では珍しいものではない。来年には、黒人の大統領が誕生する可能性も五割近くある。
この傾向は、民間セクターと比べるとさらにはっきりする。民間セクターは政府セクターよりも「ライム」の供給が少なく、また「ライム」を供給しなかったことに対する罰則がゆるい世界で、その世界において黒人は黒人であることよりも、「ライム」の不足により不利な立場にいる。
黒人が知性において劣るか否かは、反証されていないが証明もされていない。しかし、黒人--に限らず人間--が、社会生活を送るのに充分な知性を有することは、すでに証明されているのではないか。
知能指数の下りは、「人種が科学的に定義された用語ではない」という指摘が抜けていてアレだけど、それ以外の部分は同意。
そもそも「人間」を科学的に定義することも難しいですよね。遺伝子には個体差があるのでどこからどこまでを人間とするのか決めるのも不可能です。
社会における人間のすべての活動の源泉は、その遺伝子と環境によって左右されるはずですが、少なくとも黒人社会の環境が白人のそれに比べていまだ劣っているのは自明。よって、その差を無視して遺伝子のみにより規定されると考えるのは単純すぎるでしょう。
まあ勢い釣りに近い発言かも知れません。このことがいずれにせよ証明しがたいことであることは自明であり、仮に一定のデータをそろえたところで証明は困難なことはわかりきっていることだからです。
人間と動物ですら優れている一面(例えば嗅覚とか)があるというのに。まあ増田くらいで発言してからでよかったとも思いますが。
十分よければ、優劣はどちらでもいいってのは、新鮮な考え方ですね。何かを決めるときに、どちらの方がよりいいか悩んでしまうことがあるけれど、決めるのに悩みすぎるのは時間の無駄。十分よければどちらでもいいと思ってしまえば、悩むことも減りそうです。
そんな苦労が出来ないバカヤロウな男ですごめんなさい何がおかしいか見抜ける?(ジェネバックス社:水のエネルギーで走行する自動車) (できない、困って→問題解決)
ベーシック・インカムに賛成するのに十分なたった一つの理由「いつまでもデブと思うなよ」を理論武装する (本読みサラリーマン)

 

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