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[ 618] 「情報発信」「熱烈読者」……ブロガーの6タイプ - ITmedia News
[引用サイト] http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0612/21/news082.html
書く、読む、コメント・トラバする──野村総合研究所によると、ブログに関連する行動の頻度から、ブロガーは6つのタイプに分けられる。こうしたブロガーの増加はECや広告市場にも影響を与えていきそうだ。 ブロガーの行動を(1)ブログを更新する、(2)他人のブログを閲覧する、(3)他人のブログの記事にコメントを書く・トラックバックを張る──の3要素で定義し、それぞれの行動を行う頻度などから分類。現在の国内のブロガー数約1000万人のうち、各タイプに属する人数も推定した。 ・情報発信ブロガー──更新と閲覧が高頻度。ブログを純粋に情報発信のツールに位置付けている(97万人) ・情報探求ブロガー──閲覧とコメント・トラックバックが高頻度。意志決定の際にWeb上の情報を探し、コメントも書き込んで情報の真偽性を問うタイプ(40万人) ・熱烈読者ブロガー──閲覧が高頻度。ブログを情報メディアとして重視しているが、ブログの各機能は使いこなせていない(258万人) ・駆け出しブロガー──3要素とも頻度が低い。一般的なネットユーザーであり、ライトユーザーが多いが、熱烈読者になる可能性も(481万人) 小林さんによると、6タイプのブロガーがネット市場に及ぼす影響は大きい。ブロガータイプ別のEC利用率を見ると、アルファブロガーや情報発信ブロガー、熱烈読者ブロガーは4割に達し、25%にとどまる非ブログ利用者と比べ高い。こうしたブロガーは、ネット利用時間をブログ・SNSに費やす割合も高いという結果が出た。 市場予測によると、消費者向けECは2011年度に06年度比で約7割増の6兆4300億円に、ネット広告市場は同2倍の7417億円になる見通し。アフィリエイトなどを通じてブログやSNSからECサイトへの誘導が促進され、ブログ・SNSなどのコミュニケーションサービスとの接触時間の増加は企業の広告ポートフォリオ比率にも影響を与えるだろうと見る。 世界最大手のMySpaceが音楽配信、韓国のCyworldがアバターやサイトアクセサリの購入促進で成功しているような仕組み作りが必要な上、現状では実名登録が2割程度にとどまる点も、購買プロセスモデル上はSNSの魅力を減らしていると指摘した。 ブロガーの増加はマスコミ中心のメディア構造を変化させるが、一方で信ぴょう性が分からない情報があふれることにもなる。だが鋭い考察などがブログの1%でもあれば、相当な量になる計算だ。こうした情報の海を渡る“船”にもっともふさわしいのは、ブロードバンド化とディスプレイの高精細化が進む携帯電話だという Web広告研究会によると、企業の製品についてブロガーが言及する際の切り口は「ニュース」「日記」など4つ。実体験した感想の場合、ポジティブ評価が7割を占めるという。 リストラ時には女性管理職比率が上がる――米調査平均で24%程度だった女性管理職の比率が、人員削減後の時期には36%近くに上昇したという。 スパムブログを避けられる――ブログ検索エンジン「Twingly」一般公開「スパムフリー検索」機能のほか、各ブログ記事への投票やリンク数を検索結果に反映する機能などを備える。 |
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