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[ 482] 指でなぞって曲作り “ニコニコ時代”の手のひらシンセ「KAOSSILATOR」 (1/2) - ITmedia News
[引用サイト] http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/28/news020.html
文庫本大の四角いボディに、たばこの箱くらいの大きさのタッチパッドと、黄色いボタンが3つ。指でタッチパッドをなぞるだけで演奏でき、作った音を重ねながら複雑なフレーズを作成することもできる。鍵盤なし、音楽知識も不要だ。 「いろんなことを割り切って、音楽の楽しさの一番大事なところだけ経験させたかった」と、商品企画を担当した同社の坂巻匡彦さんは言う。楽器の練習や、機材の設定など音楽の辛い部分を全部省略し、音楽の楽しさだけを味わってもらえるよう工夫した。 X-Yパッドは左右のX軸で音階が、上下のY軸でエフェクトの強さが変わる。指を左から右にスライドさせると、低い音から高い音に変わっていき、下から上にスライドさせると、音色(おんしょく)ごとに設定されたエフェクト(ビブラートなど)がだんだん強くなる――といった調子だ。指を斜めに動かしたりぐるぐると回転させたりすると、意外な音の変化を楽しめる。 つまみを回して選べる音色は100種類。ピコピコした電子音やドラムサウンドから、ピアノやギター、トランペットの音まで。「こんな音が出るなんて、すごいですよね」――社内の音作り専門家が作り上げたというその音色は、坂巻さん自身が驚くほどの豊かさだ。 スケール(音階)も31種類から選ぶことができ、沖縄民謡風やハワイアン風、ブルース風の音階などを設定できる。 例えば、ドラムのビートを録音し、その上にピアノ音で作ったメロディーを重ね、ギターを重ね――といった調子で、指先1つで“合奏”ができてしまう。 「指で触ってフレーズを作り、『あ、かっこいい』と思えば録音して重ねていって、“なんちゃって曲作り”とか“なんちゃってソロ”ができる。適当に好きな音を組み合わせれば、曲らしくなる」(坂巻さん) シンセサイザーは、ホイールやつまみなど、鍵盤以外のユーザーインタフェース(UI)で音を変えられる。だが、鍵盤を押さえながらつまみを1つ1つ回すのは難しく、演奏のハードルが高い。「もっと先に進んで、表現力を高めたかった」(坂巻さん) Z1は、ホイールもつまみも鍵盤も、X-Yパッドも搭載したシンセだ。鍵盤を押さえながらX-Yパッドを触ると、エフェクトを変化させられる。「例えばトランペットなら、変に息を吹き込んだような風に変わり、トランペット“らしい”表現ができるようになった」(坂巻さん) エフェクターといえば、複雑なパラメーターを設定しなくてはならずハードルが高かったが、KAOSS PADなら「X-Yパッド」で指1本でコントロール可能。誰でも感覚的にエフェクトをかけられる。これまで同社の主要顧客だったミュージシャンだけでなく、楽器が苦手なDJにも歓迎された。 横方向にスライドすると音階(スケール)が変わり、縦方向だとモジュレーションホイールをいじったようにエフェクトが変わる。鍵盤のシンセサイザーだと、右手で演奏しながら左手でホイールを回す、といった高度な技が必要だった演奏が、X-Yパッドだけでできる。 音階のコントロールだけではなく、発音のタイミングも簡単にした。「ゲート・アルペジエーター」(ゲートアープ)。多くの鍵盤型シンセサイザーには、「アルペジエーター」という機能が備わっている。これは、複数の鍵盤を同時に押さえておくと、そのコードでアルペジオ(和音を構成する音を、1音ずつ順番に弾く奏法)を奏でてくれる機能だ。 ゲート・アルペジエーターは、そのうち、タイミングの部分だけを切り出したようなもので、音を鳴らすパターンだけを「タッタッタッタッ」とか「タッタカタッタカ」とか変えていくことができ、うまく使えば「速弾き」もできる。 「アルペジエーターは、人間ができないフレーズを代わりに弾いてくれる。ピアノなんかでも、鍵盤を前にどういうリズムで何を弾いていいか分からないが、そういう状況を補助するものにしたかった」(坂巻さん) ヒントとなったのは、「ELECTRIBE」シリーズに搭載して好評だった「リボンコントローラー式アルペジエーター」だ。アルペジオを自動演奏するための機能で、フェーダーでキーとスケールを上下させながら、「リボン」と呼ばれる長方形のタッチスペースを触ると、そのスケールを勝手に“連打”してくれ、リボンの位置で連打のリズムが変わる、というものだ。 通信各社、災害伝言板を開設 岩手・宮城内陸地震6月14日午前に起きた岩手県内陸部を震源とする地震を受け、通信各社は災害用伝言板を設置。各社の通話規制は解除された。 リストラ時には女性管理職比率が上がる――米調査平均で24%程度だった女性管理職の比率が、人員削減後の時期には36%近くに上昇したという。 スパムブログを避けられる――ブログ検索エンジン「Twingly」一般公開「スパムフリー検索」機能のほか、各ブログ記事への投票やリンク数を検索結果に反映する機能などを備える。 |
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