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あらかじめとは?/ アイフル

[ 377] 自社開発ソフト  商品一覧/イートス株式会社
[引用サイト]  http://www.etos.jp/business/pkg/index.html

「確定申告支援システム」は自治体税務課様が確定申告の受付を行ない、住民税の当初課税に関する業務を行なうためのシステムです。
給与支払報告書等を事前に入力することで、申告受付会場での申告者の待ち時間・受付時間を大幅に短縮します。
特に操作性で高い評価を頂いていて、マウス操作でポップアップ・ウィンドウが実際に申告書を記入してゆく手順どおりに表示されますので、初心者の方でも簡単に操作することができます。
入力した数値を税法に基づいてチェックし、間違いがあればエラー表示しますので、入力ミスを防ぎデータの修正作業を軽減できます。
申告受付後にもさまざまな論理チェックを行ないますので住民税課税業務の効率化や未申告者の把握も簡単・確実にできます。
受付た確定申告データは次年度の申告時に参照することができるので、申告会場での対応がスムーズになります。
「あらかじめ」とは自治体様における選挙時の議案書・公示書・告示書及び選挙関連帳票の作成業務を一括支援するシステムです。
選挙を行う際に使われている議案書や告示書など約百七十種類の関連帳票をフォーマット化し、スケジュールも含め一元管理することができます。
選挙管理委員会が公職選挙法に基づき準備しなければならない帳票のうち、委員会召集などの通知書、各種議案書、決定事項を伝える告示書などを作成することができます。
住民基本台帳のデータと連動させて住所・氏名などを取込、投票立会人の選任書や本人の承諾書、郵送用封筒など、各職務者に書き換えが必要な一連の文書の作成に役立てられます。
期日前(不在者)投票管理システムは、地方自治体様向けの商品で、期日前投票と不在者投票を管理するシステムです。
住民基本台帳から必要な有権者データの取り込みと、随時、有権者異動データを取り込むことができます。
情報の電子化により、選挙事務の集計処理の効率化を図ることが可能となり、豊富な統計資料より各種提出資料作成の簡略化が図れます。
本庁・支所間をオンラインによりリンクする事も可能なため、期日前投票所間での二重投票のチェックを確実にできます。
当日投票管理システムは、地方自治体様向けの商品で、期日前(不在者)投票管理システムと連動させ、選挙日当日の投票を管理するシステムです。
期日前(不在者)投票管理システムから期日前(不在者)投票済み有権者データの取り込みを行うことができます。
当日投票管理システムは、当日に投票所へ来る有権者の待ち時間短縮と事務の簡素化、人件費の削減が同時に見込めます。
情報の電子化により、選挙事務の集計処理の効率化を図ることが可能となり、豊富な統計資料より各種提出資料作成の簡略化が図れます。
複数の事業拠点のエネルギー使用状況/温室効果ガス排出状況を収集・集約することができる機能、また、省エネ法改正・温対法改正で義務化されている定期報告書の作成支援機能などがあります。
気象庁から配信される緊急地震速報を、専用受信装置を通して大地震の到達をモニターでお知らせする、緊急地震情報配信サービス。
大きな揺れが到達するまでの余裕時間を得ることで身の安全を図り、企業の事業継続のための適切な対策を図る時間を確保できます。

 

[ 378] あらかじめ雑記その4
[引用サイト]  http://hendora.com/zakki/zakki04.htm

先日、古本屋さんの中を何気なく物色していると、セット本の柱の中に強烈な妖気を感じ、慎重にそこを見てみると、そこには黒と黄色と赤の色合いでまがまがしさ抜群な二組のセットが屹立していた。
と思いながらも、脳味噌は既にその代物が何であるかを認知していたが、心がなかなかそれを現実として受け入れてくれなかった。
なんと、そこには全巻初版で、しかもそこそこの値段で、最も欲しい漫画の一つであった例のアレがあったのだ!
震える手を押さえつつも、財政的にどん底の状態であったボクは、我が相棒すばるさんに相談(半ば懇願)。すると、なんと折半でお金を出して貰えることになった。
その価値(あくまでボクにとっての)なんてまるで知る由もなさそうな純朴な店員から購入したボクは、その重量を手に感じながら早速帰宅。
と言うわけで、近日中になんとか開設したいところだが、取りあえず待ちきれない方々のためにここにプレ公開。
↑実はまだまだそんなもんじゃないことを言い出す二人なのだが、既にこの時点でこれだけの衝撃を受けてしまったもんだから、驚きのインフレはすでに止まるところを知らなくなる。
劇画表現の到達点を超えてしまって、シュールリアリズムの境地に達したとしか思えない、極端なデッサンの狂いやパースの無軌道ブリ、効果線の入れすぎ、徹底的な様式美とも取れるシンメトリーの構図の数々、などなど、どこをとってもなにをとっても極端すぎるのが絶対的な特徴。こんなのが28巻も続くとなると嬉しくてふるえが来る。
これで一話。しかもとどめが以前にも書いたコレ。漫画喫茶でボクを悶絶死寸前に追い込んだ、笑うしかないコレ
↑相棒のマンションに駆け込んでくるだけでこれだけの画は普通の人間には描けない。雁屋哲のただ事ではないテンションに負けじと、劇画節も吠える吠える。しかし、微妙に狂った方向に向かっていると感じるのはボクだけではあるまい。詰め襟は常に止めるのが野望流。
現物のパワーに圧倒されて、妙に言葉少なになってしまうが、気持ちは分かっていただけると信じる。
しかもコレは入ってきて吃驚しているんではなく、勝手に飛び込んできて勝手に驚いたような描写で訪ねてきているだけなのだ。訪ねてきているだけでコレだ。
ヌシヌシというそのものな効果音と共に、きちんと正座して本を読んでいる片岡の所へ入ってくる橘。二人は遂にその時が来たことを知る。
↑野望のために荒野へ踏みださんとする二人にセリフも擬音も要らない。この画があればよい。ここに実はまんが道に通じるF&Aの血を見た!(強引に関連づける)
↑繰り返しになるが、一巻じゃなく、一話だけでコレだけの重要ポイントがある。しかも、まだまだもっとある。片岡は常に口を閉じて喋るのがポイント。辛いことや重要なことは取りあえず橘頼みの他力本願な部分や、それを意にも介さない橘の本気に、またまたA&Fの血を見る。
雁屋哲の毒抜きされていない頃のピークとも言える雁屋節が全編全コマに漲っているだけでなく、なによりも由起賢二の壮絶な劇画描写までまったく妥協知らずにハイボルテージなもんだから、とても漫画喫茶では読めないです。
先のオールナイト(何とすでに2週間以上前なんですね)明けの藤子オフで、カラーコミックスに収録されたてんとう虫コミック未収録話を観て大笑いしていたのですが、今回その筋から(といっても例によってfuchiさんからだったりするんですが)問題のその部分を入手しました。
↑この前にのび&ドラの持っている道具を奪おうと、阿修羅のように襲ってくるジャイアンが見事な前振りとなって、「やってられるか」とばかりにぶっ飛ばすこの白け。ペコペコバッタの時とは逆に、今回はドラえもんには感情が宿っているだけマイナス(複雑な意味合いで)だが、流石主人公ののび太は張本人のクセにこの抜群な無表情&無感動。加えて猛烈なのはわざわざコマの下に描かれたしずちゃんとスネ夫のほったらかしブリ。かなり至高に導いてます。
△配置にすると落ち着くと言う、セオリーを見事に守ったF先生の画力の勝利なのか、それ故の妙さ加減なのかは判断が難しいが、レベルの高い白けズムであることは疑いがないでしょう。
そして、「はらたいらと世界のオルゴール」と同じく、延々と眠くてグロッキーだったボクを笑わせ続けたのが、別の話に登場するこの世の物とは思えないほど面白い描き足し。
話としては「つづきスプレー」系で、のび太とドラえもんの実験精神が暴走して、無関係の人間が多大な迷惑と恐怖を味あわされる話です。
水族館に行ったことを自慢されたのび太の要望にこたえて、そんな馬鹿なとしか言いようのない道具である水ぞくかんガスを使って、ありとあらゆる場所を水族館にしてしまう。
夢の多そうなけっこうな道具であるが、そこはそれF先生ですから、たまたま現れた来客の人を恐怖のどん底へ突き落とします。
もっとも、通常ではパパの背後にある富士山の絵の額縁を水ぞくかん化しているだけなので(なんだ、そりゃ?)、他愛のない1ギャグに過ぎないのだが、そこが深海魚コーナーだったのがいけなかった。
タダでさえ面白い1コマなのだが、その横に描き足されたソレが、途方もなく過剰に客人の恐怖を煽る効果を生みだし、読者にとっては想像を絶する笑いを産み出す。
トンはありますね。笑い的にも。汗流してびびっている客人の後ろ姿の面白さは、この縦コマの長さが産み出すもの凄い圧迫感と深海魚の妙さ加減。特に下にいるうつぼ系の横に居る二匹に要注目! 面構えが半端でない。
是非次回のカラーコミックス5巻には収録していただきたいですね(ただ、あの判型の大きさが、文字通り大きく笑いに貢献しているのが悔しいですが)。
ところでこの間から第11回「ターザンパンツV.S.ターザンパンツ」に直接かなりの人がいらっしゃっているようです。ターザンパンツがやたらとアクセスを稼いでいたのですが、どういった経緯であの回が話題になったのか気になるところです。まあ、センセーショナルな話ですからあれこれ推察するのも楽しそうですが。
福本伸行の「無頼伝涯」が完結したのですが、その最終巻を読んでいたところ、側にいた知人がいきなり握り拳を突きだして
舞台挨拶で始まり、ボクとしては前回書いたようにのび太の声をアテている小原さんと、大山のぶ代さんなどを肉眼で観られ、肉声を聴けたことに感動しました。小原さんもそうですが、しずちゃんの野村道子さんなんか、地声が既にワカメちゃんなんでびびりました(当たり前なんですが)。それにしても肝付兼太さんは完全に往年の山田康雄さんに似てきてびっくりでした。まあ、遠目ですから髪型だけで判断してますけどね。
最初に予告編大会があったのですが、その流れからいきなり「ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド危機イッパツ!」 が始まったものだから、最初これも予告編かと思いました。ドラマ自体も唐突に始まるので、それはもう違和感無く。
ドラえもんズはあまり馴染みがないのですが、ブラジル系のドラリーニョが終始イった眼球と、互い違いの目を発揮していて、一人F状態だったのがある意味痛快でした。ドラミちゃんが焦っているシーンで(確信犯的に)背後の彼が終始トメ絵で豪快なイキ面をしていたのが笑えました。
それから「がんばれジャイアン!」が始まったのですが、これがもうのっけから徹頭徹尾とにかく堪能できました。映画的に観てもかなりの完成度を誇る素晴らしい作品。
不勉強でスタッフとかを知らずに観ていて、「この監督は才能あるなあ」と思っていたら、何のことはない渡辺歩監督でした。「のび太の結婚前夜」を観て、力はあるがちょっと恥ずかしさがあったのが災いして続けて観ていなかったわけです。ギャグが得意であると言うのはこちらのページで知っていたのですが、「ここまではっきりとした形で出せるとは……意外ッ!」と言う感じです。
もの凄く快調なテンポや、絶妙な間で繰り広げられる間、冬という季節感を巧みに描く事や、ゴミ収集BOXの質感と汚さの妙なディティールと公団団地のリアルな美術等々の世界観の構築、茂手モテ夫の原作通り「なんだ、そりゃ?」としか言いようのないキャラクターデザインも完璧に踏襲。
文字通りジャイアンとジャイ子の剛田家があまりにもフューチャリングされる様は圧巻の一言。「愛フォルテシモ」もきっちりと「あのタッチ」で描かれていて好感大。
のび太とドラえもんが完全に脇役として機能している点も素晴らしく高ポイントで、ああいうときの、ドラえもんが投げやりとも言える親切心で無茶な道具を出すあたりもしっかり抑えていて笑わせる。ホントのび太とドラえもんがコンビで絡んでくるのは面白いです。
そして、渡辺監督のお家芸とも言えるシンメトリーやタチキリを効果的に使った決めまくりの構図が大胆ながらも空回りせずに有機的に使われている所もポイントが高い。珍しく「次はどんな手でくるんだろう?」と言う期待を抱かせる希有な監督です。実相寺監督の映画を観ているときと同じ様な邪な期待を抱かせてしまう人ですね。
次に芝山監督のトークと氏のお誕生日のお祝いがあり、楽しい時間でした。芝山監督は今年で還暦だそうですが、まだまだ頑張っていただきたいですね。特別ゲストに先の渡辺監督も招いての本音トークが展開されて笑えました。渡辺監督は終始内気な雰囲気でした。
まあ、相変わらずお説教臭い部分やラストの呆気なさ(まあ、これはこれでF先生風でいいんでしょうが)などは気になりますが、劇場版の名に恥じない、映画として面白いです。音楽がクラシックをモチーフにした迫力のあるモノになっているので、盛り上げどころがキチンと盛り上がります。冒頭のどっしりとした雰囲気と、尺の長さも芝山監督の真骨頂が味わえて良かったです。声優さんもボクの好きな人が多数登場して堪能。津嘉山正種さんが相変わらずカッコイイ役所を持っていってます。
中盤のイカロス・レースはあからさまに「スター・ウォーズ/エピソード1」のポッド・レースのいただきですが、背景動画が荒く、コンテの組立も残念ながらスピード感が欠落していたので残念でした。とはいっても、レース終盤のクライマックスは無遠慮に盛り上がる音楽のおかげで、盛り上がってしまいますが。
ボクは「結婚前夜」を観て、ちょっとこっぱずかしかったせいもあるので他の二本を観ていなかったんですが、それが怪我の功名と言いますが、ここでまとめて観られたわけです。
三本とも丁寧でしっかりした演出や、ちゃんと挿入されるギャグや、こだわりとも言えるゴミ収集BOXも健在でした。ただ、あれですねえ、原作がなまじあるだけに追加された「泣かせセリフ」群はどうかなあという感が強いですね。結構意味違ってくる部分も多いですし。
他にも「帰ってきたドラえもん」は制約もあるのかも知れないんですが、ジャイアンが夜突然現れる理由付けが無くなっているのが気になりましたね。あれは「夢遊病」じゃなきゃー。はははは。
オールナイト後にお会いした某氏と「あそこは夢遊病と言う無茶すぎる強引な理由付けが素晴らしくF調なんですよね」と話してしまうほど気になった。夢遊病なんぞという唐突でその場限りの理由付けを敢えてつけるのがどうにも好きなんですよね。ボクは。
まあ、他の適当で合理的な理由付けを付けるよりは、理由を全然明らかにしていない措置もけだし妙案かもとは思いますが。ただ、のび太の決め技はやはり「眼球えぐり出し」にして欲しかったです。「耳引っ張り」なんて納得でき無いなあ。あそこはグリグリと眼球に攻撃を加えるからこそ、ジャイアンが音を上げる説得力に繋がるのに。ボロボロになりながら眼球を掴まれたら、そりゃ降参でしょう。メガネもかけ直すベキじゃないです。
もっとも、どの作品も先に書いた季節感の描写や巧みな場面構成などなど、明らかに「力のある」演出が冴え渡っているんですけどね。
ただ、実はこの時点でかなり気分が悪くなっていたんで、ところどころ意識が遠のいていました。寝ていると言うよりも気絶していたという感じで、かなり吐く寸前でした。
オールナイト明けに藤子MLで主催されたオフに初めて参加したのですが、グロッキー極まる状態だったので凄く楽しかった記憶はあるのですが、かなり五里霧中状態でした。
それでも未収録で国会図書館にもない「もしもボックス」を読ませていただいたり、お馴染みのfuchiさんに壮絶なバッタモンドラグッズを見せて頂いたり(卓上ランプのドラは眼が異常につり上がっているは色はムラムラだは、ポシェットに至っては笑うしか対処のしようがない絶品でした)、大畑さんともfuchiさんが持っていらっしゃった「カラーコミックス1」の描き足しコマをずっと笑って観ていたり(あれは是非いつかみなさんに紹介したい凄さでした)、毎日拝見している藤子不二雄atRANDOMのよねさんともお会いました。よねさんが持っていらっしゃった半券の「はらたいらグッズコーナー」には心底笑わせて頂きました。「はらたいらと世界のオルゴール」なんて狂っているとしか思えない企画なんですが、是非観たいと思わせるだけの凄みはあるわけで、そこまで計算しているとしたら、やっぱりそれは狂っているという論法が笑えます。
とはいうものの、やはり終始グロッキーだった事には変わりなく、やっと家に帰り着いてから、バファリンを服まないとどうにもたまらない程の頭痛でした。
一夜明けて(一昼?)、某氏に頂いたドラえもんアニメ特選を見始めたのですが、これが面白いのなんのって! 特選の基準がしっかりしている(?)だけに、存分に堪能中です。見終わったら感想を書きたいと思います。
藤子・F・不二雄がSF(すこし、ふしぎ)作家であり、本格的な異色短編作家であり、歴史物作家である事に異論はないだろうが、それよりもなによりも漫画界屈指のギャグ作家である事は誰も異議のないところだと思う。
子供から大人まで純粋に笑えるギャグをこうも連発できる人は、そうそういないんじゃないでしょうか。
そんな中でも文字通り「笑い」の描写で笑いを取るという、ある種掟破りな手法も群を抜いているのがF先生のギャグだと思うんです。そこんところはちょっと前にとりあげた「くすぐりノミ」でもそうですね。
↑18巻の「のび太の部屋でロードショー」より、「ドタバタくん」を盗み見してのコレは、ブッチ切りで凄いモンがあります。のび太が先ず涙+鼻水+へのへの目で決めてますが、勿論特筆すべきは我らがドラえもん。口角の部分の異様なまくれ方もかなりの高ポイントなんですが、何と言っても鼻水+ヨダレまで加えた失禁ブリ。そして、への目+グルグルという極めてハイレベルな表情。この強者二人をこれほどまでに狂笑させるんですから、「ドタバタくん」、存在する漫画の中でも最も面白い漫画の一つなんでしょう。何せ「すぐ売り切れる」は、のび太が泣いて読みたがるは、ドラえもんまでベロ出しでまで読みたがるは、挙げ句の果てに「ただ見セット(凄まじいネーミング)」なる道具まで鼻息荒く取り出す始末ですからね。かなりのカリスマまんが。(「いいや、どうしても読んでやる!」とまで言わせるんですからかなりです)
ってな訳で、大爆笑に関してはコレに限らず、それこそ数限りなく笑えるモノが多いんですが、もう一つのクスクス笑い描写の中にも、地味ながらも気付いてしまうと上のに匹敵するほど笑えるモノがあります。
個人的にそっちの方ばっかり子供の頃笑っていた覚えもあり、以前にも書いたコレなんか今でもごはんが3杯はいける程です。
↑これは次のコマでのび太が「わらわないね」と必死に堪えきるところまで含めての完成度なんでうが、ここの1コマ目ときたらもう…。のび太って(ドラえもんもだけど)ホント二人きりだとタガが外れたように面白さのケタが違いますなあ。両手で必死に口を押さえて飲み込もうとする姿と、それを睨め付けるドラの形相もただならぬ面白さですが、ここを2コマも使うあたりに、F先生の強烈さがうかがえるかっこうのテキストじゃないでしょうかねえ。いやあ、ホント笑えます。(7巻の名作「好きでたまらニャい」のイカしまくりの扉絵は現在開催中のF展でも見られるので必見!)
↑部屋中のモノから陰口を叩かれるのび太の図。モノモースというネーミングとプラスして発想が完全にウルトラレベルに達している凄まじい爆弾編ですが、そのクライマックスがコレ。前振りで丁寧に道具があれこれのび太にイチャモンを付ける描写をおいて、ふっとこのピタッと静止した感覚でこれが放り込まれるので、読んでいる方は溜まったモンじゃないです。しかも本に言われてますからね。本に。なおかつ「会話のネタ」にされちゃってる始末。
↑もう「確かに」としか言いようのない抜群のツッコミを、突然現れて入れてくれるママもただ事じゃないんですが、のび太のパラノイアとしか言いようのない状況がケッ作過ぎます。ファイティング・ポーズとってますからね。モノに。顔面紅潮で涙まで流して激怒してますからね。モノに。
とにかく「ドラえもん」はギャグマンガなんだという誇りを持って常に描いているF先生の類い希なセンスにはただただ敬服です。
↑16巻に収録された「シンガーソングライター」(そういえばこの言葉もこの話で覚えたな)での逸品。すばるさんはドラの目のインパクトで記憶に残っているそうです。まあ、それほど壮絶の一語に尽きる顔面ですけどね。まあ、確かにジャイアンの顔はこれに値する顔ではあるんですけど。
しっかし、この話の面白さもヤバいですよ。冒頭ののび太の背後から鼻息で登場するジャイアンの場面からして絶品で、振り向いたときの錯乱としか描写のしようがない表情(その内改訂必至)のジャイアンも凄いし、いきなり千切れんばかりにのび太の首を締め上げる描写の過剰ブリもちょっと普通じゃないです。
この話もジャイアンを媒介にして、結局ドラえもんとのび太の二人があれこれ妙な事を繰り広げる、一番好きな黄金パターンです。
それにしても16巻ときたら面白さのレベルが突き抜けてます。11巻から18巻あたりの充実ブリはまさにドラえもんの神髄を堪能できる円熟期と言えるんじゃないでしょうか。
昨日は晴れていたのに今日はあいにくの曇り空でしたが、会場に到着すると係の人がポスターをくれたので幸先良く楽しい気分。
ボクは今回がこの世界展を観るのは初めてなので、他のと較べてどういった規模なのか分からないのですが、なんせ観るモノ観るモノ全部初めてなのですから、それだけで大満足でした。
原画関係もやたらといいセンスのセレクションで、「劇画オバQ」全部とか、「中年スーパーマン佐江内氏」の最終回とか、この間ハマったばかりの新オバケのQ太郎より「しかられ屋」がカラーで読めるこの感激。
中でも笑ったのが「ドラえもんだらけ」と「好きでたまらにゃい」の扉絵の原画。直筆(だと思う)でちゃんと「好きでたまらにゃい」って書かれている辺りに、本物の迫力を感じましたね。「ああ、本気で描いたんだなあF先生」ってな感じで。はははは。
正子夫人に宛てた手紙を読んで、すばるさんが感動していた反対側で、F先生の作った鉄道ジオラマにボクは感動していました。端っこの材木置き場のディティールの細かさに「スネ吉」を見ましたよボクは。ああ、三感の素晴らしさよ。
F先生の机の再現された物が展示されていたのですが、猫の置物の可愛さや、消防車のハシゴにちゃんと仕掛けが施されている辺りにまたまた感動。なんか大昔になくなった文豪の人の展示物のような錯覚を持ちますが、ついこの間まで生きていらっしゃったんですよねえ。
奥に行くと更に原画関係が延々と展示されていて、お馴染みの物やら、まだ読んでいない作品まであって嬉しかったです。すばるさんが「バウバウ大臣」のキャラデザに大受けしていたのが印象深いです。確かにあのキャラクターデザインは、Uボーと合わせてかなり「いっぱいいっぱい」な感覚を受けますがね。
次のセクションに行くと、キャラクターグッズ関係が展示されていたのですが、あまりにもガラスが透明なので手に取れるのかとびっくりしました。ちゃんとガラス張りでしたけどね。
小学館の絶版されたオバQが嫌味としか言えない雰囲気で展示されていたり、遠慮なくFFランドの「ジャングル黒べえ」が展示されている辺りも、妙にくすぐられるもんがありましたが。
その後売店でTシャツを3種類購入したすばるさんはホクホクしてましたが、ボクはお金がないのでハガキとパンフを買いました。ハガキは「好きでたまらなにゃい」「ドラえもんだらけ」「木こりの泉」、そして当然「劇画オバQ」です。
それはズバリ、F先生が保管していた投稿受賞者の切り抜きです。F先生が横綱なんですが、ちゃんと鈴木伸一氏が載っていたり、テラさんの名前もありました。ああいうのや、出納帳などをちゃんと保存されている辺りは本当にキチンとしてますよねえ。(借金返済の「テラさん 6000円」も笑いましたが)
と言うわけで、初めてのF先生の世界展の雑記は終わりですが、見ているときに家族連れの方が何枚も仰々しく展示物の前で写真を撮影されていたのですが、あの方々(恐らく女性のお母さん)は何方だったんでしょうね?
恐い顔のおじさんにのび太がさらわれたと思ったドラえもんが助けに行くのですが、そのおじさんのあまりの恐怖面に遁走。しずちゃんに頼まれて「笑わせれば恐くない」と言うえらい論理の飛躍の元、くすぐりノミを出すわけです。
ところが、このくすぐりノミが次々とよけいな人々を不必要な爆笑の渦に巻き込んでしまうのがこの話のキモです。
その狂笑としか言いようのない抱腹絶倒ブリは、さすがゲラゲライヤホンを描いただけはあるF先生の面目躍如で、とにかく笑っているその姿そのものがただただ面白いと言う逸品。
↑さすがタイトルロールをつとめるだけはある、このド迫力の大笑い。目つきが完全にA先生の描くところのソレっぽくてグッド。ロボット福の神のソレにも匹敵する気味悪さです。しずちゃんのまるでほったからかしブリも高得点。
↑ポーズが微妙に横柄な態度になってしまっている辺りも計算し尽くされた笑いです。肘のあたりなんか単体で爆笑です。思いっきり相手の人に対して全快の失礼さが素晴らしい。加えてあの目つき! 本物ですねママ。
そして、ノミときたらまだまだ笑わすべく家の外へ。ノミ単体の面白さでここまで引っ張るあたりが初期。
↑やられたっ!!! この主従逆転の図式云々に加えて、この犬の態度の純粋培養された笑い!! しかもセリフが「ワンハハハハ」とは仰天の面白さ。御主人もすっかりAタッチの顔でワナワナしてますもんね。しっかし、この犬は既に笑っているんじゃなくて威張ってるんですが、このなりふり構わない拡大解釈感もまさに初期ならではと言えますね。
空き地に埋めて置いたバッジが誰かに盗まれたのをスネ夫が探偵さながらに悩んでいるのですが、そこへのび太がしゃしゃりでてきて二転三転するのが話です。
こういった鮮やかな手法もさることながら、ミステリーのなんたるかを知り尽くしたF先生の究極の探偵ブリが堪能できるのもこの話の素晴らしいところ。
この絶対理論の前では何も歯が立たないです。スネ夫の素早いツッコミもポイント高いですが、注目すべきはバッジをとられた子の呆然ブリ。あの顔と手のひらはかなり分かっている佇まい。
そういった訳ですが、まだまだ面白い話がつまっていますので、やっぱりこれは全話収録版が出てくれないことには辛いですね。

 

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