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[ 82] YAMDAS現更新履歴
[引用サイト]  http://d.hatena.ne.jp/yomoyomo/

ワタシは不勉強にもこれが続いていること自体知らなかったのだが、初回、第2回に参加した山形浩生が文章を書いていたのを思い出した。
少し前にブライアン・イーノとのコラボレーションのニュースがあったが、お元気そうで何よりである。
映画のエンドクレジットが長くなったという話は、近頃の権利重視の流れとあわせてよく語られるが、それが一目で分かる画像を Digg で知ったのでご紹介。
ポール・トーマス・アンダーソンの映画は、『マグノリア』がやたらと絶賛されていたので観たのが最初で、確かにブリーフ一丁で頑張るトム・クルーズをはじめとして役者陣が力強い仕事をしてるよくできた映画だったが、いかにも「すごい映画作ったるぜ!」的な大上段に構えた感じが鼻についたし、最初と最後のしたり顔の薀蓄がうざいというかお前客を見下してないかコラ、と微妙な感じだった。
昨年ようやく彼の第一作『ブギーナイツ』を観たのだが、映画の出来としては『マグノリア』に多分劣るのだろうが、嫌な感じはなくて素直に楽しむことができた。
そして本作だが、これまでのポール・トーマス・アンダーソン映画(『パンチドランク・ラブ』を観てないのでなんだが)を特徴づける手法を排して勝負しているように見える。シーマン(=フィリップ・シーモア・ホフマン)をはじめとする個性豊かな脇役は配されていないし、本作にしても良い画を撮っているがカメラワークに以前の映画のような流麗さはない。
本作はロバート・アルトマンに捧げられている。PTA は『今宵、フィッツジェラルド劇場で』でアルトマンのバックアップを務めているし、群像劇を得意とするスタイルも共通するが、本作はアルトマン的というよりむしろキューブリックに近い。
映画監督でスタンリー・キューブリックの仕事を意識しない人間はいないだろう。しかし、彼の言葉に頼らず画だけで見せる作風をガチで引き受けるだけの力量をもった人はほとんどいない。本作はそれを見事に成し遂げた、クラシックとしての風格すら備えた傑作である。ロマンスのない『バリー・リンドン』、と書くと宣伝文句になってないが、2時間半を越える上映時間でまったくダレることはなく、正直もっと長くてもよいくらいだった(主人公の息子の結婚式の場面にいきなり飛ぶのでなく、その間の成長に時間を割けば、その後の決裂がもっと引き立ったのではないか)。
本作によりダニエル・デイ=ルイスは、『マイ・レフト・フット』以来の二度目のアカデミー主演男優賞を受賞している。この人は煮ても焼いても食えない『ギャング・オブ・ニューヨーク』のような映画を一人でもたせていた人で、その演技力についてワタシが書くまでもないのだが、正直本作の主人公役は年齢的にギリギリな感じもした。
本作は「欲望に突き動かされた男の成功と狂気」みたいな紹介がされるのだろう。確かに主人公は強烈な欲望を隠しもしないが、一方で自分には人間の悪ばかりが見えてしまうから、早く金を稼いで人間から離れて暮らしたいと願う厭世的な人物でもある。しかしそう言いながら、その機会を前にすると半ば言いがかりをつけるようにして自分からちゃぶ台返ししてしまう。
確かに主人公は欲望に突き動かされた男かもしれないが、ワタシには成功した「石油屋」になった後も現場に出向き陣頭を指揮して手を汚す彼よりも、それに取り巻くイカサマ牧師のほうが強欲で浅ましくに思えた。主人公が安易に落ちぶれた終わり方になってなかったのはよかった。
こんなことを書くと人でなし呼ばわりされるだろうが、本作のラストはスクリーンに向って「ざまあみろ!!」と力の限り叫びたくなる素晴らしいエンディングであり、そんな映画はもしかしたら初めてかもしれない。
このリストが「P2Pじゃないとできないことって何ですか?」という問いの答えにはそのままなっているわけではないが、それを考える上でも有用かと。
Pamoyo というベルリンのファッションレーベルが、すべての服飾、アクセサリのデザインをクリエイティブ・コモンズライセンスで公開することを発表している。
そういえば以前「偽ロレックス」のデザインをクリエイティブ・コモンズで公開というエグいネタを紹介したことがあるが、こちらは正真正銘のオリジナルだからすごいね。ただ一方で、ファッションの分野でどのように著作権が適用されるかというのは微妙な問題かもしれない。
先週のクローズアップ現代の「ランキング依存が止まらない 〜出版不況の裏側〜」は、その時間自室にいたのにうっかりして、仲俣さんの喋りを最後しか見れなかったが、ここまで来ると「新書二、三冊」とか気軽に言っても、とてもどれを読んだらいいのかわからないわけで、NBonline の毎日1冊!日刊新書レビューはよい仕事してるけど、「本の買い方のリテラシー」も必要なのかとため息が出るのの正直なところ。
はてなブックマークのネガティブなコメントが云々、運営元はもっと云々といった話題が時折持ち上がる。ワタシ自身に関して言えば、それほどひどいコメントをつけられたことがないためか、どちらかというとはてなブックマークのあり方にこだわる人が過剰反応に見えてしまう(はてなに関してはいろいろ不満もあるが、それは別の話)。オーストラリアの美しい自然でも見て、リラックスしなさいよ、と。
冗談はともかく、要はワタシにしてもネガティブなコメントをつけられることはある。しかし、そのすべてに不愉快になるわけではない。ワタシが好きな(!)ネガコメは、せいぜい皮肉の一つでも書いてやる的なもので、そういうコメントを見るとニヤニヤしてしまう。
ただ当方の文章の趣旨を完全に取り違えたコメントをみると、えー、そりゃないよー、と悲しくなるのも確か。対処に困るのが、意図が分からなく、しかもそれが単なるメモ書きでなくワタシに向けられたコメント。最近では、以下のようなものがあった。
ロクに面識もない人間に対し、根拠も示さずに「権威に弱い」とネガティブな言葉を言いっぱなしにするのは、実世界であれば紛れもなく失礼にあたる行為だと思うが、ワタシ自身それをネットでまったくやっていないと言い切れる自信は正直ない。この場合、当方は不愉快に思うというよりただ困惑した。
ワタシ自身が権威に強いか弱いかは別として、そもそもピーター・バラカンは権威だろうか。「音楽評論家」といった肩書きを絶対に名乗らない氏はそうした扱いを多分嫌うだろう。それに彼は『魂(ソウル)のゆくえ』の中で、アフリカ・バンバータ以降のヒップホップにあまり興味がもてなくなった理由、最近のネオ・ソウルについてもなじめない理由を取り繕うことなく書いていて、そうした言葉とは遠い人と思うが。
例えばワタシが「ドストエフスキーの『罪と罰』が好きだ」と言ったからといって、いきなり「お前は(ロシア文学の)権威に弱い」と言われることはないだろう。そう言われても仕方ないのは、以下の二つのうちのいずれかではないか。
百歩譲ってピーター・バラカンが権威だとしても、ワタシにいずれも当てはまらないだろう。この本が最初に刊行された昔から、この本の「ゴスペルにつながる高揚感」でソウルミュージックを語るという切り口を理解したうえで愛読し、その後復刊を望んできたのだから。
ここで id:akamakura さんが当方の読書記録ではなく、それを告知するはてなダイアリーのほうにブックマークしていることに意味があるのだろうか、と考えた。そして、自分の文章を読み返したのだが……もしかして以下の文章を指して「権威に弱い」と言っているのだろうか。
やはりワタシはこれまでロック中心できたので、ソウルミュージックに関しては未聴の重要アルバムなどいくらでもあるので、本書のディスクガイドに載っているアルバムを Napster で探して聴いているところである。
……そりゃないよー! 何かを起点にして、自分が知らない音を辿ることは、普遍的な音楽との出会い方じゃないの?
それこそ『魂(ソウル)のゆくえ』でピーター・バラカンが書くように、ビートルズやストーンズが、インタビューで自分たちが影響を受けたブルース、R&B について隠すことなく語るのを読んだことが、著者がルーツミュージックを辿るきっかけになったように、ソウルミュージックの入り口に適した本があり、そのディスクガイドに自分が知らないディスクがあるからそれを聴いてみる。それの何がおかしいのだろう。
もちろん聴いたものをワタシが気に入るかどうかは別問題だ。何も考えず「さすが、ピーター・バラカン様の勧めるディスクはどれも素晴らしいでスイーツ」とでも書いてるなら謗られても仕方がないが、実際は違う。
ここまできて、ワタシには件のコメントがかわいそうに思えてきた。折角だから、『魂(ソウル)のゆくえ』を読まなければ出会わなかった可能性が最も高いディスクを紹介しよう、と思い書いたのが「The Hard Way 〜 ソウルミュージック捜査線」である。ジェームズ・ハンターなんぞをまがいなりにも商業ウェブ媒体に嬉々として紹介する人間なんてワタシくらいのものだろう。楽しいじゃないか。
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