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締めとは?/ アイフル

[ 681] 手締め
[引用サイト]  http://seas.or.jp/datafile/tejime.html

稽古場での稽古が数日続き、舞台稽古前の最終稽古となる「総稽古」の最終場面が終了すると「打ち出し」という大太鼓の演奏があり、続けて興行主・役者・スタッフが全員で手締めをする。これも一本締めである。
式典、パーティーでも、最後は手締めをすることが多い。このときは、一本締めを3階繰り返す三本締め(さんぼんじめ)をする。パーティーでは、途中で一区切り(中締め=なかじめ)をつけるため「宴たけなわですが、この辺で中締めとさせていただきます」と挨拶して、三本締めをすることが多い。これで、ほとんどの客はお帰りになる。
各地にいろいろな打ち方があるが、大きくは江戸(東京)型と大坂(大阪)型に分かれる。全国的に知られているのが江戸型のリズムの速い
シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャン、シャンとやるのは、「三が三つで九」「それにもう一つのシャン」を入れ、九に点を加えることで漢字の「丸」となり、「すべて丸くおさまる」という意味になる。
「手締め」は、いろいろの行事がトラブルもなく無事終了したことの締め括りとして行われるのが一般的である。
「四方八方(または三方四方=諸方)丸く納めましょう」という願い、「めでたく無事に納まりました」と礼を込めて打つのである。
3回繰り返すのは、舞台のエンディングやカーテンコールで行われる「三方礼(さんぽうれい=右・左・中央の客に礼をする)」のようなもので、3回やることで諸方を示し「皆々様よろしく・・・、ありがとうございます」となる。
手締めの音頭は、采配を振って滞りなく行事を終了させたリーダーが、「無事終りました」と感謝の意を表するものである。したがって、来賓がやるものではない。
手締めの前に「いよぉーっ」という掛け声をかけるが、これは「祝おう」が転じたものである。また、声を掛けることで、全員のタイミングを取る役割も果たしている。
大阪の舞台関係では、一時、江戸の打ち方をやっていたが、桂米朝さんなどが「それではあかん」ということで、大阪締めを復活させたという。
一本締めと混同されているのが一丁締めである。「よおー ポン」というは一丁締めである。最近は正式なセレモニーでも一本締めに混じって一丁締めをやる人がいる。これでは締まらないので、やり直しをすることもある。わざわざ、一本締めと一丁締めの解説をしてから始める音頭取りもいる。
一丁締めは、三本締めや一本締めをするほど大仰(大袈裟)でないな会のとき、シャシャシャンのリズムが分からないとき、居酒屋などで周囲の客に迷惑を掛けたくないときなどに行われているようだ。現在、一丁締めが全国に流行しているのは、プロ野球のキャンプの打ち上げでやっているからではないだろうか。
最初は人差し指だけで一本締めをして、次に中指を加えて打ち、次は薬指を加え、小指を加え、最後にすべての指で打つ方法である。少しずつ大きな音になっていくのを楽しむ手締めである。これも酒席の楽しみである。
歌舞伎「双蝶々曲輪日記」角力場など、幾つかの歌舞伎の中で、一仕事をめでたく終えたときに片手の親指と人差し指を打ち合わせて、「よよよい、よよよい、よよよいよい」と小声で一本締めをする場面がある。現在では、テレビの時代劇の中でも行われるこの手締め、こっそりと静かに締めたいときに、どうぞお試しください。これならば一流レストランでやっても問題ないでしょう。正式な名称はないようですから、「指締め」とでも呼びますか。
したがって、歌舞伎などの「顔寄せ」も、 劇場オーナーと役者・スタッフとの上演契約のセレモニーなのである。劇場が主催することを「手打ち興行」と「手打ち公演」、略して「手打ち」と呼んでいる。
大相撲では、千秋楽の表彰式の後に手打ち式が行われる。次の場所から序の口に登場する若手力士が土俵の上で輪になって、呼び出しの音頭で三本締めをする。
各地の神社の境内で開かれる酉の市(とりのいち)に行くと、あちこちから威勢の良い一本締めが聞えてくる。縁起物の熊手の売買が成立すると店員と客が一本締めをするのでる。
威勢よく手を打って「快く次へ進もう」という手締めの心。この清らかな響き、手締めの後の清々しい気持ち、これが日本人には堪らないのです。

 

[ 682] 正しい一本締め
[引用サイト]  http://www2.chokai.ne.jp/~assoonas/UC380.HTML

手締めにもいろいろな種類があるようだが、私には三本締めというやり方が一番なじみが深い。「よーぉっ」というかけ声の後に「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン」という手拍子を3回繰り返すやり方である。
音にすると次のようになる(MIDIデータが再生可能な方は下のMIDIプレーヤの再生ボタンをクリックして聞いていただきたい)
宴会の締めに「それでは、三本締めでお願いします」と言われると、私は何も悩むことなく、気持ちよく手をたたくわけである(^^;)
私の感覚では、三本締めが上の例のようなのだから、一本締めはその3分の1ということになり、下のリズム譜のように、「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン」を1回だけやるという具合になるはずである。
そのつもりで、「シャシャシャン‥‥」と手拍子をしようとすると、「よーぉっ、ポン」と手拍子一発で終わってしまうことがある。他の人が手拍子一発で終わるのに二拍目以降をたたいてしまうと、実にかっこうが悪い(^^;)
これを最初に体験したときは(ちょうど酒宴だったので)おふざけでやっているのかと思ったのだが、最近は結婚披露宴とか○○祝賀会というようなあらたまった席でも、この「よーぉっ、ポン」に遭遇することがある。
三本締めを「よーぉっ、ポンポンポン」とやる人はいないだろう。誰でも「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン」と手拍子をするはずである。
本来、一本締めというのは、私が思っているように、「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン」と手をたたくやり方である。
ところが、関東地方では、一丁締めを一本締めと呼び、「一本締めでお手を拝借」と言われると「よーぉっ、ポン」とたたくところが多い。
要するに「よーぉっ、ポン」を一本締めとして行うのは、関東地方のローカルなやり方である。もちろん手締めについて定めた法律などはないので、その地方その地方で一般的なやり方でやればよいわけだが、関東が人口の面でも文化の影響の面でも大きな比重をしめていることや、テレビなどが「関東一本締め」を紹介していることによって、私のような正常な数感覚を持つ人間が、一本締めの世界から駆逐されようとしている(^^;)
別にそれに目くじらを立てる必要もないのだが、言葉の整合性という筋を通すならば、一本締めは「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン」であるべきである。
関東の人が関東で「一本締めでお願いします」と言って、全員が「よーぉっ、ポン」で終わるなら何の問題もないが、関東以外の土地に行ってこれをやろうとするならば「関東風の一本締め(あるいは『一丁締め』)で、ポンと一発お願いします」と言うべきであろう。
一本締めといいながら一丁締めをやったとしても罪になるわけではないのだが、私が正規の一本締めにこだわるのは、それなりの理由がある。
「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン」という、三拍を三回重ね、それにもう一拍つける手拍子には、悪いことを遠ざけ、めでたいことを願うという意味があるのだそうだ。
三を三つ重ねると「九」になる。「九」は「苦」にもつながるが、「九」という文字にもう一つ点を加えると「丸」になって、全てが丸くおさまるということにつながるのだそうだ。
そういう深い意味があるのだとすれば、願いをこめて「シャシャシャン、シャシャシャン、シャシャシャンシャン」と手をたたきたい気にもなるし、それをさらに三つ重ねる三本締めは、いっそうありがたみが増す(^^;)
これを「よーぉっ、ポン」の一発だけで終わらせてしまうのは、私にはありがたみがないという感じに加えて、なんだかおふざけで失礼なような気もする。一発の拍手に全ての気持ちをこめるという解釈もあるかもしれないが、結婚披露宴とか○○竣工式とかいうようなめでたい会で、参加者一同が幸せを願うというような場合には、できれば三本締めをやるのが望ましいし、簡略化したとしても正規の一本締めをやりたいものである。(もちろん、先祖代々、いわゆる一丁締めで手締めをやってきたという地域に、私の考えを押しつけるつもりはないが‥‥)
ちなみに、「よーぉっ」という最初の発声も、単なるかけ声だけではなくて、「祝おう」からきているのだそうだ。
また、手締めの音頭取りは、主催者側が行うべきもので、来賓に音頭取りをしてもらうのは大変に失礼なことなのだという。
これもまた余談になるが、手締めをするときに、応援団などがやる「三三七拍子」と間違えてしまう人がいるとか、手締めの後半の拍数をちょっと増やすと三三七拍子になるというようなことが、今回検索したサイトの中にいくつか書かれていたが、私は「ちょっと違うんじゃないかな」と思った。
三三七拍子を文字で書くと「チャンチャンチャン、チャンチャンチャン、チャンチャンチャンチャンチャンチャンチャン」となり、手締めと似ているように思えるが、リズム譜にすると次のようになる。
上の手締めの例と比較していただければわかるが、手締めの場合は一拍の基本単位が8分音符なのに対して、三三七拍子では4分音符が一拍の基本になっている。リズムの乗りが半分(倍)なので、根本的に別種のものなのではないかと思う。

 

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