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身長とは?/ アイフル

[ 331] 平均身長、さらっと調べてみました
[引用サイト]  http://height.meblog.biz/

基本的に身長と体重には正の比例関係があると考えられる。即ち、身長が低い人は体重が軽く、高い人は体重が重いという事だ。これは身体のサイズが大きくなれば、それだけ容積も大きくなるので、この点は容易に理解出来るだろう。又、同一身長の男女の場合は、一般的に女性の方が体重が重くなる傾向がある。これは筋肉質の男性に較べて、脂肪体質の女性という身体的特徴の違いから来ると考えられる。狩猟が主な仕事だった筋力質の男性の身体と較べて、女性は子育てをする為に、持久質の身体の造りをしている。いざという時の為に、エネルギーとして脂肪を蓄えている為であり、よく遭難事故などでも、男性は持久力がなく死んでしまうが、女性は生き残る事が多い。平均寿命も女性の方が長く、そういった意味では、女性は持久力に大変優れた生物と言えるだろう。尚、身長と体重のバランスを測る指標として、有名なものにBMIがある。これは「Body Mass Index」の略で、世界共通の肥満度の指標である。通常、22が標準値とされており、その身長の理想(標準)体重は、22x身長(m)x身長(m)で計算する事が可能である。例えば、170cmであれば、22x1.7x1.7で、理想体重は約63.6kgとなる。勿論、正確な値という訳ではないが、肥満度などを測るある程度の目安にはなると思う。
現在の日本人の成年男子の平均身長は約171センチ程度との事で、これは昔に較べて格段に高くなった。これは戦後の食生活向上などが大きく寄与したと考えられる。参考までに、同じアジアでは、韓国は173センチ、中国は170センチ、北朝鮮は栄養の関係か165センチであり、日本人の平均身長は、アジアでは平均値位か、あるいは高い方である。ただ、世界で比較するとやはり欧米などに較べてまだまだ低い方のようで、最高記録はオランダの182センチのようだ。そう考えると、平均身長でま約10センチ以上の開きがあると言える。参考までに、アメリカは以外に低くて175センチ、ドイツは180センチとの事である。この平均身長の違いには、気候的要因、栄養的要因、遺伝的要因などの諸説がある。ベルグマンという人の法則によると、同種の生物では、寒冷地に住む種が、熱帯地に住む種によりも身体が大きくなるとされている。実際に赤道直下の東南アジアやアフリカの人は平均身長が低いが、ロシアや北欧などは平均身長が高い印象がある。栄養的要因も、戦後の日本人の平均身長の伸びを考えると、ある程度の相関性はあると考えられる。又、遺伝的要因については、親の身長から大まかに計算される予測身長と言われるものがあり、凡そこの範囲内に子供の身長が収束するとの事である。このように、世界の平均身長の違いは、様々な要因が重なり合ってると言える。
人類の歴史上で身長が世界一と言われる人は、アメリカ合衆国・イリノイ州のロバート・ワドロー氏(1918年2月22日−1940年7月15日)である。彼は世界一のギネスブックにも正式認定されている。彼は脳下垂体腫瘍により成長ホルモンが過剰分泌される末端肥大症的巨人症らしく、21歳の誕生日には、身長が272センチあったらしい。しかし体重が222キロと非常に重く、足が重力に耐え切れなくなってしまい、常に杖と固定具を使っていたようだ。その固定具ににより、片足が炎症を起こしてしまったようだが、身長世界一の彼はその末端の異常に気付く事が出来ず、最終的には全身に炎症が広がり、22歳という若さで一生を終えてしまったようだ。身長世界一とは言え、ある意味、気の毒な人生と言えるかも知れない。存命中の身長世界一は、以前は中国内蒙古自治区の鮑喜順(バオ・シシュン、1951年-)氏の236センチと言われていたが、つい最近、ウクライナ人男性レオニード・スタドニク氏(37歳)の257センチが身長世界一に認定された。彼は14歳当時に行った脳の手術で脳下垂体が刺激され、成長ホルモンが過剰に分泌された事から巨人症に掛かり、身長世界一になったらしい。身長世界一の彼は以前は獣医師であったが、現在はウクライナ北西部で母親と暮らしており、普段は自宅の庭の手入れや家事手伝いをしているとの事だ。世の中には想像を超える身長世界一の人が居たものである。
小中学生時代、私は身長が低く、大体クラスで前から3-4番目程度だったので、当時かなりコンプレックスがあった。何とか身長を伸ばす方法はないかと思い、牛乳を飲んだり、バレーボールなどのスポーツをしたり、毎朝背伸びや体操をしたり、身長を伸ばす本のようなものを買ったりと、色々と伸ばす努力をした記憶がある。その甲斐あってか?、高校に入った位から急激に伸ばす事が出来、お陰で日本人の平均値位は何とか超える事が出来た。それらの伸ばす方法が本当に効果があったのかは解らないが。一般的に、基本的な身長というのは、各人ある程度先天的に決まっている気がする。必ずしも食生活や健康だけで伸びるものでもないし、私の学生時代に、煙草やシンナーばかり吸ってた不良が居たが、何も健康的な事をしてないのに185cm位あった。あれを見てると、あまり関連性はないように思う。バレーやバスケも、やったから伸ばす事が出来たというより、元々高い人が集まっている印象を受ける。少なくとも幾らバスケをしていても伸ばす事が出来ない友人も居た。又、遺伝的性質という説もあるが、私の両親は二人とも非常に身長が低いが、私の姉は165cm以上あるし、必ずしも身長の高い両親から高い子供が産まれるとも限らないので、これについても相関性はあまりない気がする。なので身長を伸ばす方法というのは、人のコンプレックスに付け込んだ悪徳商法とも言えるので注意が必要だ。

 

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